鉛筆削り

鉛筆削りとは鉛筆を削る機械です。鉛筆はすごく合理的なツールなのです。小学生の頃や子供の頃の思い出も踏まえつつご紹介するサイトです。

なぜ鉛筆削りはなくならないのか?

色鉛筆

鉛筆削りという行為がなくならないのは色鉛筆の存在が大きい。

今では鉛筆を使う機会がどんどん薄れてきている。
実際、鉛筆は小学校以来使ったことがない方も多いだろう

実際のところ、今の鉛筆はすべてシャープペンシルに置き換わっている。
シャーペンは、芯が初めから0.2〜0.5ミリと非常に細く
筆圧も軽く折れにくく、後ろのボタンを押すだけで芯が出てくるので削る必要がない
削る必要がないので取っての木が必要ないしゴミもでない
中学生、高校生、大学、社会人となると文字をかく量なども増加するので
毎回削らなければいけない鉛筆は非常に非効率である。

実用的なのは明らかにシャーペンである。

削らなくてもいい鉛筆「ロケット鉛筆」というのがある。
これは鉛筆の芯を使った、シャーペンみたいなおもちゃで、
鉛筆の芯のみがプラスチックの固定具についており、芯が短くなったら
それを取って、後ろに差すことで内蔵されている芯がでてくるというおもちゃ的な鉛筆である。
これは遊びでとしか使わないことが多く、あまり実用的ではない。

鉛筆は小学校では推奨されている。
なぜなら鉛筆は書くときに力がいるので手の力を付ける、筆圧を上げる練習に役立つ

そのほかに、鉛筆が平らになってきたら削るという作業が、
気の短い子供にとって、鉛筆を削るという作業を通じて
授業の準備をするだとか、待つだとか、そういった社会的な行為を無意識下で覚えさせる点でも役立つ。

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色鉛筆という存在について。
色鉛筆というのは、芯に色がついているのである。
少ないもので12色、多いものでは数十色、数百色の色のついた芯がある。

色鉛筆で色をぬるというのは比較的広範囲である。
シャーペンというのは芯が細すぎるため広範囲を塗りつぶすには非常に時間がかかる。

鉛筆というのは前述したとおり、芯が2ミリもある。
鉛筆というのは、角度を斜めにすると、その幅を2ミリ以上にすることができ
広範囲を塗ることも可能になる。

それ以外にシャーペンの芯を12色、数十色作ったとしても需要がないのである。
色鉛筆という、ひとつのジャンルに、シャーペンが参入する事は
広範囲をぬれない、しかもコストが高くつくため芯を作れない
以上の2点にあるのである。

色鉛筆がなくならない以上鉛筆削りがなくなることはない。

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