鉛筆は書くことの出来る炭が木で覆われています。
木で覆われたままでは文字を書くことが出来ません。
鉛筆削りとは、鉛筆のもち手である木の部分を削って
書くことができる真ん中の黒い炭でできた芯をだす作業です。
芯はたいてい2ミリの太さで、ただ、この2ミリの鉛筆の芯を出しただけでは
太すぎてノートに収まりません。
2ミリの太さだと文字の太さが太すぎて高さ1センチぐらいの枠に難しい漢字などをかけないですよね。
芯の部分を鋭くして 細くすることで、細かい記載が可能になるのです。
文字を認識するというのはコントラストが重要です。
ノートは一般的に白なので、細くて黒いほど人間の眼はよく認識できます。
白と黒の境目がはっきりすればするほど文字を認識することがわかりやすくなるのです。
炭で字を書くが持ち手が汚れる。だから炭が木に覆われている。炭は折れやすいから、より硬いの木で囲わないと折れてしまう。 これで鉛筆を削る理由がわかりましたね。